投資用不動産の購入を検討中の方から、
「投資用不動産を購入すると、その物件の管理に手間がかかるのではないか(管理が面倒なのではないか)」
という相談を頂く事があります。
結論から申し上げれば、
「管理にほとんど手間がかからないような不動産投資は可能です。ただし、そのような仕組みを選ばないといけませんので(そのように段取りをしないといけませんので)、注意して下さい。」
という事になります。
不動産投資には幅があり、投資する仕組みにより、投資した不動産の管理についても様々なパターンがあります。
この為、「投資先の物件の管理についても、自分にあった仕組みを選ぶ事が大事」という事になります。
ちなみに、不動産投資が本業ではない方の場合(会社員や公務員の方など、他に仕事をお持ちの方)には、「ほとんど手間がかからない仕組みを選ぶ」という事をお勧めしています。
不動産投資の手間で本業がおろそかになってしまっては、本末転倒だからです。
では、そのような事ができるのか、と言いますと、もちろん可能です。
具体的には、自分の代わりに投資先の不動産の管理をしてくれる業者(管理業者や管理会社などといいます)と契約し、任せてしまえば良いのです。
そのような業者に管理を頼めば、入居者の募集に始まり、入金の管理、日頃の入居者とのやり取り、トラブル対応、退去時の対応などを、ほぼ全て任せる事が可能です(ただし、具体的に頼める内容については、個々の契約によります)。
結果、「日頃の管理については、ほとんど手間をかけずに投資先の物件の管理ができている」と感じて頂けるような運用体制を築く事は可能です。
ただし、そのような管理を引き受けてくれる業者の側が「あまり引き受けたくない」と考える案件も存在します。
そして、万一、「どこも管理を引き受けてくれない」や「高い値段でしか管理を引き受けてくれない」といった事が投資後に判明した場合、投資の前提は崩れる事になるでしょう。
ですから、「投資した物件の管理をどのようにするのか(どのような管理を、どこに任せるのか)」という事は、投資を検討する際にセットで検討しておく(詳しい人に相談しておく)事をお勧めします。
相談できる相手がいらっしゃらない場合には、当センターへの相談もご検討下さい。