不動産投資を検討中の方から、

「不動産投資をすると税務申告が難しいのではないか」

という相談を頂く事があります。

 
まず、最初に申し上げておかないといけない事は、間接的な不動産投資の場合(不動産が投資対象に組み込まれた投資信託を購入するような場合)には、確定申告が不要な場合もありますが、そのような投資である場合を除き、不動産投資を始めた場合、ほとんどのケースで税務申告(通常の個人の場合ですと、所得税の確定申告)が必要となる事は間違いありません。

そして、日本においては、年末調整という仕組みが普及している為、税務申告を身近に感じている人が少なく、結果、「新しく、確定申告という手続きをしないといけなくなる事にハードルを感じる」という方がいらっしゃる事は確かです。

もし、「新しい手続きが増やるのは絶対に嫌だ」というお気持ちが強いようであれば、税務申告が必要ない投資手法を選ぶしかありません。

もっとも、「不動産投資を始めた場合の税務申告は難しいのか」という点ついては、ケースバイケースとなります。

逆に言えば、「投資案件の選択」や「投資手法の選択」によっては、税務申告の手間を最小限に抑える事は可能です。

この為、「あまり税金に詳しくない方」や「税務申告で手間をとられたくない方」の場合には、「税務申告が面倒にならないように、不動産投資を行った方が良い」というアドバイスをさせて頂く事もあります。

具体的には、税務申告のサポートが受けられるような仕組みを準備した上で投資を開始されれば、「難しい事は何もない」と感じて頂けるような状態で不動産投資をして頂く事は可能です。

ちなみに、充実したサポート体制で不動産投資をされている方から、「税務申告が難しくて困っている」といった感想を聞くことは、まず、ありません。

これは、「数字が苦手」という方の場合でも同じです

また、「税務申告に時間が取られる」といった事を聞いた事もありません。

ですから、投資時に、この点に注意して(しっかりとサポートを受ける前提で投資を始めて)頂ければ、税務申告については、まず、心配して頂く必要はないと考えて頂いて良いと思います。

税務申告が不安な方は、当センターに相談して頂ければ、「他の投資家の方が、どのような体制で税務申告に対応されているか」といった事例などはご紹介させて頂きますし、投資時の注意点などについてもアドバイスはさせて頂きます。

※当センターは、税務申告に関する作業自体は承っておりません。